還暦のお祝いしようとしたらお見合い始まろうとした

こんにちは、とけいです。

 

みんなは親とは連絡をとってますか。

僕はほとんどとっていない。18になって家を出て、22で扶養を外れて、そこから海外にずっといたのもあって、ほとんど会っていない。

一昨年の年末に帰国してから、3か月ほど子供部屋おじさんになったけど、4月からまた一人暮らしを始めたので会っていない。

別に嫌いでもないし、反抗期が残っているわけではないけれど、必要性がなくなってくるって感じだろうか。妹と弟も実家にいるし。

 

 

で、ふと気づけば、親の還暦でした。

親といえば40代のイメージだったけど、さすがに60歳になると聞いて、時の流れの早さを感じるとともに、この先の短さにも気づかされた。

 

親の還暦祝いに何を贈ればいいのか。

昔は、赤いちゃんちゃんこを送るのが風習だった。しかし今は令和。ちゃんちゃんことか誰が着るんか、って思ったので、改めて何がいいか考えた。

 

赤には、神社の鳥居にも使われてるように、魔除けの意味合いがある。つまり、まだまだ長生きしてほしい、ってことで赤い色の物を贈るわけなので、赤色は外せない。

 

みんなは何を贈ってるんだろうと思って、Amazonのリストを見てみると、赤いパンティーが結構上位に並んでる。

 

さすがに赤いパンティーを息子から贈られても嫌だろうし、ましてやそれ履かれてもこっちも困るしそもそも見ることもない。

介護するようになって、「あ、あのとき贈ったパンティーや」みたいになったらちょっとは嬉しいんかもしれんけど、まだちょっと抵抗があるので却下。

 

長考の末、赤いカシミアのストールを贈ることにしました。おしゃれ。

でも、うちの実家は田舎の山奥にあるので、そんな山奥からおしゃれカシミアばばあが出てきても、なんかしっくりしないな。

 

ということで、それに加えて箱根旅行でもプレゼントしようと思いました。

それなら、箱根の温泉街で、カシミア振りかざした60のおばはんと、もうちょいで還暦迎える父親が仲良く歩いてれば一応様になるな、と。

 

ということで、今回あげるセットは、赤いカシミアのストール、箱根温泉旅行。

ちょうど結婚記念日もあったので、それで行ってこい、と渡してきました。

 

 

もちろん嬉しそうにしてたしありがとう、ってなった反面、あんたは結婚いつなんや、って話になる。それもそのはず。

3年前くらいに婚約したって報告して紹介するはずだった女の人は、海外からなかなか帰ってこない僕に愛想を尽かして、婚約破棄してしまったので、そこから何にも音沙汰はない。

 

仕事での出会いはないんだよね、って話をすると、赤いストール巻いたおばはんが、知り合いの娘が独身なんだよね、と話し出した。ほんでちょっとテンションあがってるのがちょっとだけイラっとした。

 

へぇ、そうなんや、って興味なさげに返事するも、ほんでな、その子がな、って続けて展開しようとするおしゃれストール。

 

どうやら近くに住んでるらしくて、明日その知り合いの家に行くらしい。お前も着いてくるか、みたいな話になりそうになったらちょっとめんどくさいし、会ったら会ったで好きになったりしたら8月から東京行こうと思ってるのに計画ぶち壊れよんなって思ったので、

 

うわぁ、そういえばまとめないといけない資料が溜まったったわ、って言ってそそくさと帰ってきてValorantを起動した。

 

次に親に会うのは年末ですね。たぶん。